子どもたちの活力衰弱の突破口は?~秋田県はなぜ学力が高いのか~
体力・運動能力の低下、学力の低下だけでなく、意欲の低下、不登校や引きこもりの増加など、現代の子どもたちは極めて危機的な状況にあります。 子どもたちの活力衰弱をどうする?というのはこれからの日本の社会を考える上で、最重要課題です。 そこで今回は、全国学力テストで毎年上位常連の秋田県の事例を基に、突破口を探してみたいと思います。...
View Article勉強圧力も、宿題禁止も、人々の活力には繋がらない
突然ですが、皆さんは中国の学校教育と聞いてどんなイメージをお持ちですか? 私は先日まで、誰もが大学受験に向けて学校の寮や塾に入り、鉢巻をして一日中勉強に取り組むというイメージを持っていました。 しかし2021年、「宿題禁止令」が中国政府より出されているのはご存じでしょうか。 今回は、「宿題禁止令」政策の目的は一体何なのか?この政策によって人々の活力は上昇していくのか?に迫ります。...
View Article主婦から始まる日常追求~コロナ禍を経て本質を求めだしている~
最近感じるのがコロナ禍を経て 、主婦たちの意識や行動が 「本質を求める方向 」に変わってきているのではないかということ。 緊急事態宣言や学校の休校 、テレワークなどで、主婦たちを取り巻く 環境 は大きく 変わりました。 これまでと同じやり方では生きていけない。 そんな思いが根底にあ り、日常生活の延長で追求を始める人が増えてい ます。 もともと食の安心 、安全に 興味...
View Article物流網の再構築が猛スピードで進んでいる。安さと速さに代わる新たな価値を見出せるか。
物流網の再構築が猛スピードで進んでいる。なぜいま物流なのか?その先にある未来は。 今、日本経済は50年ぶりの円安と言われるほど、円は世界の通貨の中でも「安く」なっている。原材料や資源の多くを輸入に頼っている日本は、円安により物価が上昇し生活を圧迫するという問題指摘も度々目にする。...
View Article日本のモノづくりの可能性 ~金属加工・製鉄技術~
近年、ウクライナ紛争による影響で鉄鋼や木材の調達が困難になったことで価格が高騰。建築業でいえば2~3割ほど価格が上がり、事業の成立そのものが危うくなっている状態です。...
View Article変わる生産と消費の繋ぎ方 物流が向かう未来の姿は?
ネット通販が浸透し、いつでもどこでも欲しいものをすぐに届けてもらえることが当たり前になった。配送される物量は増え続け、コロナ禍での在宅需要でさらに増大している。人々は利便性を享受する一方で、商品を届ける宅配の現場は、担い手が常に不足し、人材の活力問題も逼迫している。...
View Article【日本の活力を再生する】働くしあわせをつくりなおす企業~若手社員のやりがいとは~
いま、マーケティング業界で注目の的となっているジェネレーションZ、通称Z世代の若者たち。 こういった業界に限らず、彼らの生態=意識潮流を探り・掴むことは、“企業”にとっても大きな課題となっています。 他世代社員と若手社員との「働く」ことに対する意識差を掘り下げ、「働く」ことの本質とは何なのかを一緒に考えていきましょう。 経営層とZ世代新卒社員における、意識のズレ...
View Article物流業界における新たな価値。そのヒントはモノ・人・情報が一体となった「流通のありよう」にあった
物流需要の高まりに反して、疲弊していく物流業界の課題と、新たな可能性を考察してきました。 ・参照①:物流網の再構築が猛スピードで進んでいる。安さと速さに代わる新たな価値を見出せるか。 ・参照②:変わる生産と消費の繋ぎ方 物流が向かう未来の姿は?...
View Article【日本列島を一つの会社と捉え地方産業を活性化させる】
本来競合関係にある企業が協業し、新しいバリューチェーンを構築する事で、衰退を続ける地方産業、特に第一次産業を再生させる兆し現れてきています。...
View Article【世界の力を読み解く】米国の軍事同盟は限界か?/最終防衛ラインまで撤退状態
今回のウクライナ戦争のきっかけとなったのはロシア・ウクライナ間での問題ではなく“NATO”を通じて米国がロシアを挑発したことにあります。 そもそも“NATO”とはどのような同盟なのでしょうか? NATO(北大西洋条約機構)...
View Article子どもたちの活力衰弱の突破口は?(Part2)~若者の活力が高い国はどこ?~
若者の活力衰弱の突破口を探る上で、今回はあるデータに着目してみました。 そのデータは、若者の意識調査の国際比較(内閣府による実施)。 『活力』に関係の深い項目をピックアップして見てみましたが、非常に象徴的な結果となっていました。 データは、日本・韓国・アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・スウェーデンの7か国による比較ですが、みなさんはどの国の若者が一番活力が高いor低いと思われますか?...
View Article言葉の起源:ことばは、世界と身体をシンクロさせるために生まれた
※人の知能は、身体性と同類認識に根ざしている ・先の記事で、原始生命→哺乳類→原猿→類人猿→原始人類に至る「身体感覚と知能の進化」を(ざっくり)たどりました。 ・数億年の塗り重ねの上に、人類固有の「言葉=観念機能」が登場、人の知能は飛躍的に進化スピードを上げることに。...
View Article新たな地域づくりの基盤となる物流拠点
近年、日本各地に次々と物流施設が建設されている。過去、巨大な物流施設と言えば、地方や郊外の人口密度の低い地域に立てられることが常だった。しかし、通販需要の拡大による物流量の増加による担い手不足が深刻となり、業界全体として新たな活路を見出さなければ後がない状況にもなっている。...
View Article日本のモノづくりの可能性~金属加工・製鉄技術② 職人の精神性が生み出す世界一の”技”~
前回、日本のモノづくりの強みや可能性を探るなかで、このように、日本には数多くの世界で最高峰・唯一の“質”を確保しつつ “量”も生み出している世界でも稀にみる力持っていることが分かってきました。日本企業同士を繋ぎ合うことで、新しいモノづくりの仕組みが見えきそうですが、この『質と量を両立する”技”』はどうやって生まれてきたのでしょうか? ヒントは「地域の歴史」にありそうです。...
View Article物流拠点も効率化だけでは人が集まらない。倉庫の可能性はモノだけでなく情報も集約できること。
物流拠点も効率化だけでは人が集まりません。倉庫業にも新たな価値創出が必要なのではないかと考えます。特に運輸と比べ倉庫業は「単なる品物の保管・管理」と見なされ、最小人工に抑える企業が多いです。日本の物流業界は99%が小規模零細企業で、完全自動化には程遠く、とにかく人が欲しいという状況でしょう。...
View Article働くしあわせをつくりなおす企業(番外編)~Z世代の彼らへ。大学の募集戦略を探る~
存在意義を強く求めるZ世代が「働くしあわせ」を感じる取り組み、体制、評価制度、育成制度を実践している企業を紹介していく前に、“大学”ではどのような実践をしているのかを紹介していきたいと思います。 学生が初めての進路選択に向き合う、大学選び...
View Article【インボイスで9割以上の免税農家は大打撃を受ける?!】
2023年10月から、インボイス制度(適格請求書等保存方式)がスタートします。 「インボイス制度」とは、これまでとは違う新しい様式の「記載義務を満たした請求書」によって消費税を計算し、納付しましょうという制度。この制度の導入において経営に大きく影響すると言われているのが農家です。 農家の販路は大きく以下の販路に分別されます。 ・JA出荷 ・企業への卸売...
View Article【世界の力を読み解く】脱米に収束しきれない英国/反露を推進させられる日本
先日ウクライナ戦争の最中、英国のジョンソン首相が辞任を発表しました。6月初めには議会に不信任案が提出された際には僅差で否決されましたが、そこから間もなくして辞任となります。表立った理由としては保守党の不祥事ということになっていますが、本当のそのような理由なのでしょうか?周辺の性的スキャンダルや宴会騒動などといったものは、時期を選んで公表されているようなものなので、真の理由が他にあるはずです。...
View Article日本の教育を“教育費”から考える。日本の教育に可能性はあるのか?
社会が大きく変わっていく中、将来を担う子どもたちの活力(≒能力)上昇は欠かせません。 今回は、子どもたちの活力(≒能力)に大きな影響を与える『学校教育』について“教育費”という視点から考えてみたいと思います。 日本という国は、子どもたちの教育をどれだけ重視しているのでしょうか?...
View Article【経済素人20代女子が知りたい!国債の仕組み】
最近、当ブログを読んで、社会や経済に興味を持ち始めた若者の読者の方から、 「そもそもの経済の仕組みやお金の流れを知りたい」といった声がちらほら寄せられています! かくいう筆者の私もそうですが、ブログチームで ★FRBが資産圧縮(QT)を開始。米国債保有国の変化から読み取る各国の思惑は? FRBが資産圧縮(QT)を開始。米国債保有国の変化から読み取る各国の思惑は?...
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