「お上は国民の健康を守ってくれない~医者は自分には抗がん剤を使わない
「ガン三大療法(抗がん剤・放射線・手術)一辺倒なのは日本だけ」では、ガン三大療法(抗がん剤・放射線・手術)一辺倒なのは日本だけであることを紹介した。 実際、医師のほとんどは自分や身内がガンになっても、抗がん剤は使わないらしい。 「医者は自分には抗がん剤を打ちません」 「わが身に危険が迫っても これだけは伝えたい!日本の真相」(船瀬俊介著 成甲書房2013年刊)より、紹介する。...
View Article「お上は国民の健康を守ってくれない~抗がん剤は放射性物質並みの超危険物
前回は、「医者は自分には抗がん剤を使わない」ことを紹介した。 その論点は、次の通りである。 こんなアンケートがある。内外の271人の医者に、「自分自身に抗がん剤を打つか?」と尋ねたら、なんと270人が「断固ノー!」だった。...
View Article脱グローバリズムの可能性をロシアに探る① 「近代金貸しに翻弄され虐げられてきたロシア」
前回プロローグhttp://blog.nihon-syakai.net/blog/2014/07/3688.html でお伝えしたとおり、今回はロシアとグローバリスト(金貸し)との戦いの歴史を振り返ってみる。...
View Article脱グローバリズムの可能性をインドに探る プロローグ
『脱グローバリズムの可能性をロシアに探る プロローグ』に続き、同じくBRICsの一角を形成するインドにも注目していきたいと思います。 インドは、1980年代まではアジアの中でも成長が遅れていた国でしたが、1991年に「新経済政策」を打ち出すと、それまでの混合経済から市場経済化へと大きく舵を切り、2000年前後からのIT部門の躍進も相まって大きな成長を遂げて、BRICsの一角として台頭してきました。...
View Article脱グローバリズムの可能性をインドに探る~カーストが近代思想や民主主義、市場原理に対する防波堤となっているのでは?
「脱グローバリズムの可能性をインドに探る プロローグ」では、インドの特徴として、次の4点が挙がっている。 【1.金貸し支配度が低いのは何故か?】 【2.自給・自治意識の高さ】 【3.観念能力の高さ】 【4.多様性を許容し、国家を成立させている統合観念はどのようなものか?】 インドの特徴には、もう一つある。カーストとヒンズー教である。...
View Article中国はどうなる!? 3 ~中国都市部は2000年前後に豊かさを実現した!!~
中国都市部(画像はこちらからお借りしました) 「本源収束の潮流から見て、今後中国はどうなっていくのだろうか?」ということを考える 上で、まずは基礎データ分析をしていきます。 そこで今回記事では、「中国都市部の豊かさ実現」に照準を絞り、分析を行います! ■中国都市部は、2000年前後に豊かさを実現した。...
View Article脱グローバリズムの可能性をインドに探る~カースト集団の縦の統合分化と横の専門分化によって秩序化されたインド社会
「カーストが近代思想や民主主義、市場原理に対する防波堤となっているのでは?」では、次の仮説を提起した。 カーストは欧米からは差別制度として罪悪視されているが、実はインド人の共同体質⇒秩序収束⇒規範収束の表れであり、インドにおいても、近代観念と民主主義、市場原理に対する防波堤として機能しているのではないか。 今回は、カーストがインド社会の統合上、果たしている役割について紹介する。...
View Article中国どうなる!?5 ~中国一の金持ち村。どうやって貧困を克服出来たのか?~
前回のエントリーでは、中国国内における都市部と農村部とに厳然とある格差について紹介しました。 ところがそんな貧しい農村部において、豊かさを実現した村があるというのです。 その村は文化大革命の頃、このままでは村が飢えるという危機感から、当時の農民なら到底思いつかないであろう方策によって貧困を克服。今では中国一の金持ち村として注目を集めています。今回は、その村を紹介したいと思います。...
View Article中国どうなる!?6 ~鄧小平が市場開放を目論んだ本当の目的とは?~
前回までのエントリーでは、中国の現状をまずはおさえようと、基礎情報を中心に書いて来ました。 今回 から数回は中国の近現代、毛沢東による文化大革命以降の情勢を、時の総書記ごとに分けて年表と共に観ていきたいと思います。 文化大革命によって中国国内は大きく混乱、その建て直しを推進していく中で、急速に金貸し勢力の介入を受けます。...
View Article【情報戦】 15.諜報大国イギリスと、その自己矛盾の突破口としてのアメリカ
前回記事 【何故、イギリスは諜報大国となったのか?】http://blog.nihon-syakai.net/blog/2014/05/3339.html バチカン ■諜報大国イギリスの敵はバチカン=キリスト教であった。 ・前回情報戦シリーズでは、イギリスがいかにしては、諜報大国となったかをみた。...
View Article中国どうなる!?7 ~中国における左派と右派の違いは?~
画像はコチラからお借りしました。 中国どうなる!?シリーズ!前回は鄧小平時代の中国史をまとめましたが、7回目の今回は中国人が何たるかを理解する上でも中国における左派と右派の違いについてまとめていきたいと思います! 続きをいく前に応援をよろしくお願いします! ■中国における左派と右派の区分...
View Article【情報戦】16 イギリスにかわって金貸したちの戦争の資金源となったアメリカ、そして秘密工作機関CIAが誕生した
前稿ではアメリカの行動原理の基底には、脱バチカン=脱ヨーロッパの英国的行動原理を発展させた「自分の利益のためなら二重スパイも厭わないベンジャミン・フランクリン的な行動原理」があることをみた。 そしてこの行動原理は自分の利益のために自分の国家であるアメリカをも裏切り続けていくスパイ組織=CIAの登場へと結実していく。本稿ではCIAの誕生とその行動原理を見てみたい。...
View Article【情報戦】17 最低の諜報機関かつ、戦争マッチポンプとしては最高のデマ機関だったCIA
前稿では金貸しの手先たちによって戦争経済を主導する装置として諜報機関CIAが時の大統領たちの猜疑の眼を潜り抜けて、世界中から闇資金を掻き集めながら強大化していく流れをみた。しかし、そのように戦争経済を作り出すことが主目的であるから、国家の側からみると実は、勝てる局面を逃してしまったり、誤った情報ばかり入ってきて戦況を見誤って戦争が長期化したりと、諜報機関CIAは決して優秀とはいえない機関であった。...
View Article脱グローバリズムの可能性をロシアに探る①~金貸しが社会主義国家を作り上げた理由は?
「近代金貸しに翻弄され虐げられてきたロシア」では、近代以降金貸しに翻弄されてきたロシアの歴史をみてきた。...
View Article中国どうなる!? 8 江沢民の時代 ~金貸しと癒着、経済拡大した時代~
前々回の記事 『中国どうなる!?6 ~鄧小平が市場開放を目論んだ本当の目的とは?~』 の続きです。 今回は1980年代の鄧小平の時代に続いた江沢民の時代を見てみます。 江沢民は、1989年の天安門事件の直後、総書記に着任します。 江沢民時代の≒1990代を、概略年表で追ってみましょう。 【江沢民の時代】...
View Article中国どうなる!?9 ~中国を支える共産党の伝統的「愚民思想」~
習近平は中国共産党胡錦濤の後任として、中華人民共和国の最高指導者の地位にある。 今の習近平政権は共産党幹部の汚職・腐敗追及に熱心である思われるが、国民の強い批判をかわすためのトカゲのしっぽ切りに過ぎないとして国民に見透かされているのが実態だ。 そもそも中国で高級官僚や党幹部に腐敗・汚職が蔓延している元凶が中国共産党による一党独裁体制にある事も・・・。...
View Article脱グローバリズムの可能性をロシアに探る③~アジアの遊牧部族に侵略されノルマンへの服属を選んだスラヴ民族
脱グローバリズムの可能性をロシアに探るシリーズでは、これまで、近代金貸しに翻弄され虐げられてきたロシア、金貸しが社会主義国家を作り上げた理由は?と近代以降のロシアと金貸しの関係について追求してきました。...
View Article社会主義国家は、市場の限界を感じた金貸しの実験か?
「金貸しが社会主義国家を作り上げた理由は?」では、次のような仮説を提起した。 「私有権は絶対不可侵」というのは騙しであって、支配者の都合によって大衆の私有権などいつでも剥奪できる。例えば、預金封鎖とは私有権の剥奪そのものである。但し、資本主義社会では「私有権は絶対不可侵」が建前上は共認されており、金貸しと云えども、トコトンまで追い詰められるまでは大衆の私有権の剥奪には至らない。...
View Article脱グローバリズムの可能性をロシアに探る④~ロシア正教は服属支配のための国家統合観念
前回の記事で見たように、9世紀後半、四方から常に他民族の侵略に脅かされていたスラヴ人は、ヴァイキングのリューリクに統治を依頼しました。その後10世紀のウラジーミルの治世下で、国家統合のために隣国のビザンツを見習ってキリスト教受容へと踏み切ります。今回は、その過程をみていきたいと思います。 ◆キリスト教の受容 聖ワシリー教会...
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