中国どうなる!? 10 胡錦濤→習近平の時代 ~中国の都市部が豊かさ実現した時代~
前々回の記事 『中国どうなる!?8 江沢民の時代 ~金貸しと癒着、経済拡大した時代~』 の続きです。 今回は1990年代の江沢民の時代に続き2002年に総書記に着任した胡錦濤の時代、そして現在も続いている習近平の時代を見てみます。 (画像はこちらからお借りしました) 胡錦濤の時代の≒2000年代を、概略年表で追ってみましょう。 ■胡錦濤の時代...
View Article中国どうなる!? 11 中国の社会福祉政策の歴史と今後の展望
中国どうなる!?シリーズ11回目の今回は、中国における社会福祉政策の歴史的な流れと今後の展望から、今後の中国がどうなっていくのか追求していきたいと想います! 続きを行く前に応援よろしくお願いします。 ■日本と中国の国家支出の違い 出典はコチラから。...
View Article脱グローバリズムの可能性をロシアに探る⑥~ソ連を崩壊させ、国営企業を乗っ取った金貸し
「ソ連を崩壊させた金貸し(ロスチャイルド)」の論旨は次の通りである。 冷戦構造によって、莫大な利益を獲得したロックフェラーに対して、ロスチャイルドは冷戦終結→ソ連崩壊(その後のEU→ユーロ設立)を仕掛けて対抗。ゴルバチョフ、エリツィンがその実動部隊として動き出す。...
View Article脱グローバリズムの可能性をロシアに探る7~2000年代、金貸し支配に反撃を開始したプーチン
「ソ連を崩壊させ、国営企業を乗っ取った金貸し」で述べた論旨は次の通りである。 世界最大の「未開市場」はソ連=ロシアを市場化させるために、ロックフェラーはゴルバチョフを担ぎ出し、市場開放政策を取らせることで、ロシアを国際市場に取り込んでいった。...
View Article中国どうなる!? 12 中華人民共和国建国の背後にアメリカ 金貸しの誘導には乗らない中国
中国どうなる!? 12 中国の社会福祉政策の歴史と今後の展望 中国どうなる!?シリーズ12回目では、「中華人民共和国建国の謎」について、共産国成立の裏側を見ていきたいと思います。 今後の中国と支配勢力の関係における追求の土台になる認識です。 続きを行く前に応援よろしくお願いします。 中華人民共和国の建国を宣言する毛沢東...
View Article脱グローバリズムの可能性をロシアに探る8~2012年、プーチン大統領再選。反米路線の強化。
「2000年代、金貸し支配に反撃を開始したプーチン」で述べた論旨は、次の通りである。...
View Article中国どうなる!?13 「中国株式会社」 ~国営金貸しと化した中国共産党~
先回の記事 リンクでは、中国共産党はアメリカ(背後の金貸し)の支援で政権を樹立したこと、しかしその後共産党は、金貸しの意図通りには動かなかったことについて扱いました。...
View Article脱グローバリズムの可能性をロシアに探る9~秩序崩壊の危機(不整合感)と欧州右翼の社会統合期待
「2012年、プーチン大統領再選。反米路線の強化」では、再選されたプーチンの外交路線は、ユーラシア連合構想を旗印に、中国との同盟、欧州・インドとの経済的連携を図る一方で、反米路線を強化することを紹介した。 では、プーチンが大衆から支持される基盤は何か? 注目すべきは、欧州の極右がプーチンを支持しているという点である。 『The...
View Article脱グローバリズムの可能性をロシアに探る10~ロシアとユダヤ金貸し勢力との闘争の歴史
前回記事http://blog.nihon-syakai.net/blog/2014/10/4157.htmlでは、欧州の極右勢力とプーチンの関係を扱ったが、今回は話しを少し戻し、ロシアとユダヤ金貸しの闘争の歴史について振り返ってみたい。...
View Article中国どうなる!?14 中国共産党の支配力に迫る!~
ボアオ会議開催の港町 (画像はこちらからお借りしました) 前回記事 『中国どうなる!?13 「中国株式会社」~国営金貸しと化した中国共産党~』 では、共産党自らが金貸しとなり市場を拡大させ、欧米の金貸しに負けない資力を付けてきた構造を見てきました。 今回記事では、中国共産党の支配力とその力の基盤について、追求していきます。...
View Article脱グローバリズムの可能性をロシアに探る11~ロシア(プーチン)も金主(欧州貴族)の配下?
「秩序崩壊の危機(不整合感)と欧州右翼の社会統合期待」で、述べた論点は、次の通りである。 プーチンを支持している、欧州の右翼勢力の共通点は「国民主権を取り戻す」という点にあり、現在のEUでは「自国の行く末を、自国民では決められない」ことを問題にしている。...
View Article中国どうなる!?15 中国共産党と人事~政治腐敗の本質的な誘因は人事システムそのもの~
画像はコチラよりお借りしました。 中国どうなる!?14 中国共産党の支配力に迫る!~では、中国共産党の支配力がマスコミ、法律にまで及び、組織の中枢は全て共産党が支配しているという中国の国家体制が見えてきました。 そこで今回は、全てを支配する中国共産党がどのようにしてその支配力を及ぼしてきたのかを探るべく中国共産党と人事の関係について追求していきたいと思います!...
View Article脱グローバリズムの可能性をロシアに探る12~EU-ロシア-中国のユーラシア連合(黒幕は欧州貴族?)
「ロシア(プーチン)も金主(欧州貴族)の配下?」の論点は、次の通りである。 古代・中世、大衆から収奪し続けてきた欧州貴族(王族)たちは、十字軍の略奪と交易を通じて、さらに財を蓄積し、それを元手にした商業によって、莫大を財を蓄積した。 その莫大な財を金貸し(ロスチャイルド・ロックフェラー)に貸し付ける金主、それが欧州貴族(王族)である。つまり、金貸しは金主(欧州貴族)の番頭にすぎない。...
View Article脱グローバリズムの可能性をインドに探る ~インド人の民族性と共同体1
現在インドは、BRICsの一員として市場拡大の期待を集めており、インドが力を入れるIT産業や金融システム開発では欧米との関係も深い。一方、先ほどモディ首相へ政権交代を果たしたインドは露中とも接近しつつ、欧米の金貸し支配から一線引いており、自己主張も強い。この原点がどこにあるのか? 今後のインドがどうなるかを読む上で、これらの特徴を持つに至ったインドについて、歴史を遡りながら考えてみたいと思います。...
View Article中国どうなる16? 中国共産党と軍隊~軍が抱く党との不整合感~
前回は中国共産党と人事という題材で、中国共産党人事の一切を握っているが故の政治腐敗の状況を切開しました。 今回は、中国の軍隊と中国共産党との関係について詳しく観ていきたいと思います。エントリーの引用は全て「中国共産党 支配者たちの秘密の世界 リチャード・マクレガー著」からの抜粋です。 ◆人民解放軍の軍事力 中国では徴兵制を敷いていますが、現在は志願者だけで人員は足りていると言われています。...
View Article国際情勢はどうなる?~金貸しの暴走→秩序崩壊の危機⇒世界的な金貸し包囲網
これまで、「中国どうなる?」「脱グローバリズムの可能性をロシアに探る」「脱グローバリズムの可能性をインドに探る」シリーズの投稿を重ねてきた。そろそろ、まとめに入りたい。 以下、その構成である。...
View Article脱グローバリズムの可能性をインドに探る ~インド人の民族性と共同体2
今回は、先回に引き続き、カースト制度の成立から、インドの共同体社会に与えた影響や今後の注目ポイントについて扱いたいと思います。 ■カースト制度 インドのカースト制度は良く聞くような単なる身分制と捉えることは出来ません。より実態に近づくには、縦軸の社会階層(ヴァナル制)と、横軸の職業区分(ジャーティ制)の二つを一体としてカースト制度を捉える必要があります。...
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